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歯肉が腫れることがあります(根の治療)

根の治療要は根の先端にできた膿の治癒を目的としています。

根の治療の途中に細菌が活発化して歯肉が腫れてしまうことがあります。

いきなり腫れてくれればいいのですがその前に痛みが発生します。

でもある日突然痛いが抜けます。

なぜか?

根の先端に膿を作ってしまった場合根の先端で膿みが拡大します。

その時周囲は骨に覆われています。骨は硬いです。そんな中で膿が拡大すると圧力が高まります。

そうなると内圧が高まりこの圧の高まりを神経が感じとり痛みとして感じます。

ですがいつまでも圧が高いのは望ましくないので骨の一部を僅かに溶かしながら歯肉の方へ膿を排出しようと試みます

この骨が壊れるまでが痛みの強い時期で歯肉の方に穴が開くと痛みがパッと減弱します。

またまた、何故?

歯肉が柔らかいので圧が掛かると膨らみ内圧を和らげます。こうなると骨内の圧力も下がり痛みが軽減します

さらに進むと歯肉に穴が開き瘻孔と言われる穴が開きます。

こうなると骨の中の圧力が歯肉の穴(瘻孔)から逃げ圧力が高まらず痛みが出にくくなります。

穴の開いた風船をイメージしていただくと良いかと思います。

完全に治ったわけではないので痛みはありませんが違和感は残ります。

ここで長期安定しとりあえず落ち着きます。

慢性化した状態になります。免疫に言わせると決定打に欠けてしまいジクジクしてしまった状態です。

要はこじれた状態です。治ったわけではないけど落ち着いたという感じです。

こうなると場合によっては治療が長期化することがあります。

痛い、腫れたというとネガティブですがこの時期は体が懸命に戦っている時期です。

この戦いに勝てると治る方向に向かっていきます。

ご参考までに

鎌倉市 大船 歯科 歯医者 くり歯科クリニック