グラグラしている歯を束ねると結構グラグラ収まります
グラグラしている歯、歯周病なければこの揺れは自然なのとなり治療対象にはなりません
歯周病が発生しない様に予防したり、注意することは必要です
グラグラしている、、、要は歯が揺れている場合に大事なのはこの揺れが食事に差し支えない
ということです
グラグラしていて気になる場合はその歯を束ねてみてみるのも良いかと思います
例として
![](https://kuri-dental.com/wp-content/uploads/2021/12/b8271bcdcc6b062e7baf2cee4341f380.jpg)
こんな感じに3本の歯が並んでいて、各々図では上下に揺れています
食事に差し支える、違和感が強いなどの理由により連結させ束ねてみることを考えます
そうするとこうなります
![](https://kuri-dental.com/wp-content/uploads/2021/12/252064a2772d0ad1d90c27113781d5b9.jpg)
揺れている方向が同じものを束ねてみると
束ねたものが元の歯の揺れと同じ方向に揺れます。勿論束ねることで各々の歯の持ちは
よくなりますが違和感などを消すことはできません。長持ちさせることが束ねるトップの理由であれば
良いかと思いますが違和感、不快感の解消にはつながりにくいです(解消できることもあります)
同じ歯で揺れる方向が違った場合は
![](https://kuri-dental.com/wp-content/uploads/2021/12/4b59b6a2012937048aed6d27caa7a256.jpg)
こんな図の様になります
これを束ねるとどうなるか?
![](https://kuri-dental.com/wp-content/uploads/2021/12/c4f1408252ea8ac1b5ad1733a20827a4.jpg)
こんな感じになりますが、同じ方向に揺れている場合と比べて何が違うか?
揺れる方向に違いがありお互いが縛られ自由に動けなくなります
このことにより束ねたことで繋いだ被せ物(今回はブリッジ)の揺れは治り安定しやすくなります
勿論違和感なども軽減しやすくなります
歯周病で歯がグラグラの場合最後の手段として結構行われる方法です
何にもしないで束ねればいいかというとそうではなくて前述した様に歯周病がない状態で
揺れていることは問題ないとしましたが、この状態で束ねれば歯の持ちをかなり長くすることができます
グラグラの歯が多い方などは、しっかり予防することを肝に銘じて、しっかり歯周病治療を行う前提で
その後にしっかり予防を行うという前提でこの処置を行うことはとてもいい処置かと思います
揺れている方向が同じでも上記内容が満たされれば束ねる価値は十分にあるかと思います
鎌倉市 大船 歯科 歯医者
くり歯科クリニック