歯周病+根の化膿
レントゲンで撮ると。。。
根の周囲の骨が溶けている
といことがわかりますが
これが歯周病由来の骨の溶けか
根の可能の溶けか分からないことが
あります。
こんな時どうするかというと
まず根の化膿を治療を行い
待ちます。
待つことで何がわかるか?
根の化膿している範囲がわかります。
これは重要です。
レントゲンで分かるのは骨が溶けている
ということだけです。
この溶けが
歯周病によるものか
根の化膿によるものか
歯周病+根の化膿なのか
レントゲンだけではわかりません。
根の治療をすることで
根の化膿の範囲がわかります。
そうなるとレントゲンで溶けている部分の
根の治療で治りきらない部分が
歯周病となりこの部分は根の治療では
なく歯周病治療が必要となります。
初期の段階では分からないものが
時間をかけるとどこにどの様な治療が
必要となるかが判別できる様になり
無駄な処置が不必要となります。
骨の溶けがきっちり治ることの利点は
歯を支える骨が十分に治るというところに
あります。
この様な処置を行えば治るべきものが
しっかりと治り歯の寿命が長くなり
もしインプラント、入れ歯を検討しても
その際に骨が十分に残り
その後の選択肢が大きく広がり
いいことがお多いです。
ご参考までに。